パラレルに近いくらいの捏造未来設定。
古泉とキョンがナチュラルに結婚してる。
どんな理由だか子供がいる。
でも古泉もキョンも男。
古泉は出てこない。
それでもOK!ならば下へどうぞ























































+設定+
母 キョン。小説家。母だけどちゃんと男です。
父 古泉。気持ちはいつでも新婚。サラリーマンとかじゃないですか(適当)
兄 光樹(みつき)。なんとかと煙は高いところが好き、のなんとか。特技は絵。
弟 キョウ。眼鏡。素直クール。






仲良し家族




「母さん、匿って」

ノックに気付いてドアを開けるなり、眼鏡の少年が仕事部屋の中に滑り込んできた。

「どうした」

「兄さんが追いかけてくる」

俺がドアを閉めている間に部屋の隅にちんまりと座り込み抱えていた本を開いている。

相変わらずのマイペースは誰に似たのだろうか。

と、今度は廊下をバタバタ走るなんとも鈍臭い足音が聞こえてきた。

それと共に「かあさーん」という馬鹿でかい声。

思わず目をやれば部屋の中の少年はその声に対し無言で首を振るジェスチャーだ。

「かあさん!」

「はいはい」

少年に軽く目配せをしてからドアを開け廊下に出る。勿論ドアはちゃんと閉めてやってな。

「光樹どうした?」

廊下では、背が馬鹿みたいに高い少年が情けない顔で突っ立っていた。

「キョウ見てない?」

「見てないぞ」

眉毛も下がりきって情けないなぁ本当に。

ところでその頭はどうした、とつっこんでやりたい。

中途半端に伸びた色素の薄い髪を降ろしっぱなしにしているのは休みの日のこいつの通常スタイルだ。

だが今は後ろ髪と前髪の2カ所をプラスチックの飾りがついたヘアゴムでくくってている。

「これ?みくちゃんに貰ったんだー」

えへへ、と笑う顔は正直アホ丸出しというか脳天気というか…。

「こら。朝比奈さんと言いなさい」

「えー・・・あ、そうだっ。ねぇキョウは?」

「・・・本屋にでも行ったんだろ」

その苦しい言い訳に何故か納得したらしい光樹は、「そっか!」と手を打ち合わせ、上機嫌で部屋に戻っていった。

「・・・で、いいのかキョウ」

「いいんだよ。モデルしろってうるさい」

部屋の中にいる眼鏡の少年・・・キョウが心無しドアの近くにいたのは会話を気にしてのことだろう。

「兄さんは好きだけどめんどくさい」

さらっと言うが、それを本人に言ったら「俺もキョウが好きだよーっ!!」とまたうるさくなるのだろうな。

光樹のストレートな愛情表現は間違いなく一樹似だ。それがいいことか悪いことかは判断しかねるが。


この子どもたちは・・・理解し難いだろうが正真正銘俺と一樹の子供だ。

ハルヒのとんでも能力だか宇宙的改変だか知らないが(というか聞いても理解出来なかった)、

とにかく光樹が生まれてから14年。キョウが生まれてから13年の月日が経っていた。

ちなみに光樹は古泉似、キョウは俺似だ。

しかし中身は似なかったらしくキョウは中学生と思えないくらいの落ち着きを持っている。読書家なのは長門の影響だろう。

光樹は外見は一樹似だがなんというか…うん、ある意味頭が弱い。

小さい頃はハルヒの空想話を真に受け「ネッシーが公園の噴水に潜んでるんだって!」と言っていたくらいだ。

「昨日は2×5は9って言ってたよ」

「キョウ、そういう時は訂正してやれ」

「父さんが解説してたから」

そういえば夜に何か話し込んでたな、と仕事帰りの古泉の姿が浮かんだ。思い返した微笑ましい光景に苦笑する。


あの非日常の連続の高校生活の中で、古泉と恋人になった日々。

あれから長く感じる時が過ぎ、俺は古泉一樹と結婚し、二人の息子も加わった四人での生活を送っていた。





END




08.6.23
加筆修正 09.1.23




こいつらなんでこんなに可愛いんだっ。








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