年越しの二人




古泉の部屋、コタツに入ってテレビを見ながら−





「キョンくんの携帯ってデコメール受信出来ますか?」

「出来た筈だが」

「そうですかー」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「うーん・・・・・・」

「なあこいずみー。まさかとは思うんだが」

「はいー?」

「さっきからずっと携帯いじってんのはデコメ作りか」

「はい。お年賀のメールです」

「ひょっとして年賀状は書かない派か」

「面倒くさいじゃないですか」

「で、俺にも送るのか。デコメール」

「はい。でもあなたへは特別製にしたいですね」

「一緒に年越すのにか」

「・・・あ」

「なんだ。こらミカン剥くな続きを言え」

「はっ無意識に!」

「それ3回目な」

「あのー・・・年賀メールって普通年越しの瞬間に送るじゃないですか」

「回線混雑して朝に来たりするがな」

「でも年越しの瞬間はあなたの顔を見てたいなーと」

「寒い」

「コタツの温度上げますか?」

「大丈夫、寒いのはお前自身だから」

「僕は寒くないですよ?キョンくんと一緒ですから」

「・・・・・・ほだされたらいいのか呆れたらいいのかわからんなー・・・」

「ふぇ?」

「やめろその声。あと格闘技に変えたいからリモコン貸せ」

「何チャンネルですか?」

「自分でやるー・・・・・・」

「だらけちゃいますねコタツって」

「年賀状ー」

「はい?」

「送っちゃったから俺はメールしないからな」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・なんだよ」

「楽しみです」

「顔弛みすぎだぞ」

「嬉しいんです」

「あーもうー・・・恥ずかしくなるだろー・・・」


「年越す間キスしててもいいですか」

「んー・・・それくらいなら」

「えっ」

「嘘に決まってるだろ」

「・・・いえしますからねっ」

「こら調子のるな」




08.12.31
加筆修正 09.1.23


今年もあなたといられて嬉しいです!







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