神様 神様 なんでこんな感情を造ったのですか
造物主たるあなたならもっと完璧な僕を作ることも出来ただろうに
世界を守る兵士として 貴女の暴走を抑制する戦士として

なのに何故世界崩壊のための因子をこんなところに潜ませた?
貴女の世界を崩壊させるこんな気持ちを、何故こんなところに・・・

こんな責め苦を受ける謂れが何処にあるというのだろう
仮面をつけて?滑稽なピエロを演じて?
心の中で鬩ぎ合う感情と理性と想いに潰されそうになりながら!
そうして、喘ぎもがき破滅を迎えろというのですか?

それともこれは与えられた試練なのだろうか?
僕は試されているのだろうか
神に忠誠を尽くす者として この道を外れぬように進めと言っているのだろうか
そんなの無理だ もう僕は道を外している
行動に移さなければ良いのか
この感情を押し込めれば良いのか
誰にも悟られずに過ごせば良いのか
あの人にも 何も伝えず
一番言いたい感情も 伝えたい全ても
神よ僕が何をした
愛さえ許されぬのは何の業なのか
こんなにも!こんなにも・・・欲しいのは一つなのに
その一つを求めることさえ
いやだからこそ 許されない

「彼が好きだ・・・」
呟きは途方も無い物に聞こえた
体が震えた 涙がこぼれた
それでも彼を 愛していた





end

07.11.15
叶わないことこそが責め苦なら 甘んじて受けるべきなのだろう



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